2010年、アフリカのチームが決勝まで進むことも十分ある、とおっしゃているのは南アフリカ大会組織委員長。たしかに2002年に韓国はベスト4だったしね。いま欧州で活躍するアフリカ出身のプレーヤーのリストをみれば、それも納得できる。そういえば元ベガルタのジョエル・サンタナが南アフリカ代表監督に就任してますね。
African team can reach World Cup final, says Jordaan | Football | Reuters
WC2010
Africa
サッカー漬けの週末、一応この試合も見ました
主力選手を欠いた相手に対して相変わらず冴えない内容の岡田ジャパンでしたが、守りを固めた相手を崩すという意味ではよい練習になったと思います。
しかし、たかが消化試合でなぜ岡田監督・選手たち・マスコミはこぞって熱くなっていたのでしょうか? こういう試合だからこそ、新しい選手の組合せを試すとか、既存の選手を使うのなら新しい崩し方を試すとかをしないともったいないと思うのですが……結果的に、前半5分に俊輔のPKを外した+たまたま岡田監督が「勝負にこだわった」からこそ「攻撃の練習」という点で有意義な展開になった訳で、逆にPKが決まってしまって相手が攻めに転じていたとしたら何の意味もない試合になってしまった可能性すらあります。
でも相手がゴールエリアに9人を入れて守っていたとはいえ、あれだけボールをキープして得点は偶然入ってしまった1点だけというのはなんとも寂しい。シュートが枠に飛ばない、というのは監督の問題じゃないのですが、岡田監督は「点が入らないならチャンスをたくさん作ればいい」と言っている割にはチャンスを作るアイディアがないように思えてしまうのは私だけでしょうか。
ちなみに、知り合いの外国人サッカージャーナリストと先週メールでやり取りする機会があったのですが、彼によれば「長期的に考えれば岡田で良いと思う」とのこと。なので、少し公平に試合を見ようと努力したのですが、それでも納得はできませんでした。
Reuters | Freak goal gives Japan 1-0 win over Bahrain
Japan, WC2010
タイがあまりにも消極的だったので拍子抜けでした。それでも前半はCKからしか得点できなかったのはちょっと物足りなかったなぁ。特に香川と内田はせっかく先発起用されたので、同世代のU23代表に倣ってもっとガツガツやってほしかったけど、チームの雰囲気の中で萎縮しちゃっているんでしょうか。
気になったのは、途中交代で出場したタイの選手(7番か11番?)のスピードにトゥーリオが対応し切れていなかったところ。その辺は個人的な能力もあるので仕方ない面もありますが、そうであればDFをもう1人カバーに当てるなどしないと、より力のあるチームと対戦した時に致命傷になりかねません。
ところであの高温多湿の中でもタイの選手は何人か長袖でプレーしていました。私はタイ在住経験があるのですが、たぶんあれは熱心な仏教徒の肌を露出することに対する抵抗感からではないかと思います。
何はともあれ、バーレーン−オマーン戦が引き分けに終わったお陰で最終戦を待たずに3次予選突破。最近、岡田監督が記者会見の度に「内容よりも勝負にこだわる」と語っているのは、戦術的なアイディアがないための言い訳だと疑っている私。次のバーレーン戦は消化試合なので、勝負よりも内容にこだわっていろいろ試し、私の疑いを晴らしてほしいものです。
Japan, WC2010
勝てた試合でしたが、同時に負けてもおかしくない試合でした。
主力が復帰したオマーンは5日前に対戦したチームとはまるで違う印象。守備も安定していたし、カウンターに元来の鋭さもありました。猛暑の影響もあったのでしょうけど、トゥーリオ、中澤ともにオマーンFWのスピードに手を焼いていましたね。先制点のFK、そして楢崎が防いだPKにつながったファウルはどちらもトゥーリオが相手のスピードに対応しきれずにやってしまったものでした。
それにしても日本の試合運びの拙さが気になりました。前半は足元へのパス回しばかりで、ボールは持ててもゴールの予感は薄かった。せっかく強烈な西日を背中に受ける陣地を取ったのだから、もっとシンプルに相手のDF裏へボールをけり込んでも良かったと思います。相手が目測を誤る可能性だってある訳だし、まだ気温も高かったのでMFも体力を消耗せずに済んだはずです。
後半はパスが回り出し、サイドもいくらか有効に使えていましたが、それでも小さな局面で無理に突破しようとして詰まる場面が目立ちました。直後にユーロ2008のチェコースイス戦を途中まで見たのですが、日本と比べてチェコはフィールドの横幅をめいっぱい使っていたのがとても印象的でした。
あと、大久保は論外。本人はGKに股間を蹴られたといっていますが、そうであれば逆に痛がって審判にアピールして相手を揺動するくらいのマリーシアを発揮すべきところ。終盤に内田がフリーでシュートした場面(オフサイドと判定)では、GKは内田に軽くビンタをしていました。恐らく、GKは「時間稼ぎをするな!」とエキサイトしていたのでしょうけど、そこで内田はノーリアクション。倒れるなどしてアピールしていれば、GKを退場に追い込むことだってできたかも知れません。その点、松井はソツなかった。大久保が退場になった直後のもみ合いで、審判の目の前にいる相手DFを挑発してどつかせ、相手を退場に追い込みました。
まあ、こういうサッカーが良いとはいいませんが、大久保のような稚拙な行為をするチームだと見られると、今後の対戦相手はどんどん挑発してきます。国際大会で相手の挑発行為を抑止して精神的な駆け引きで優位に立つためにも、適度なマリーシアは必須です。
それにしても相手GKが良すぎた。大久保のヘディングシュートを止めた場面も見事だったし。俊輔のCKはほとんど捕球されましたが、並のキーバーだったらパンチングが精一杯だと思う。
しかし岡田監督の采配はどうなんでしょう。ロスタイム間際に2人交代した意図がまったくわかりませんでした。点を取りに行くにしても、引き分け狙いで行くにしても、もっと早く手を打たなければ意味ないし、時間稼ぎをしたいのなら2人いっぺんに替えるのではなく、別々に替えるという手もあったはず。それに、テレビの音声が意外と声を拾っていましたが、ほとんどの指示が例えばゴール前でシュートではなくパスを選択した選手に対して「自分で勝負しろ!」というような精神論的なものばかり。単に音声が拾えてなかっただけかも知れませんが、戦術的な指示が聞こえなかったのは気になりました。
まだ、岡田監督が良いとは到底思えません。
Japan, WC2010
まあ快勝といえば快勝ですが、オマーンが悪すぎました
2点目の大久保のゴール、確かに俊輔のロングフィード⇒トゥーリオのかけ上がりからの落としは見事でしたが、あそこで大久保にマークがついて行っていないという事態はJリーグでも見られません。決めた大久保は冷静でしたが、出足が遅れていたし、格上の相手だったら恐らくしっかりマークがついてきて先に体を入れられてシュートすら打てなかったでしょう。
この他にも、全般的にオマーンは「おや?」と思わされる場面ばかり。前線からプレスをかけるのか、引いて守るのかもはっきりしませんでした。恐らく狙ったのは前者だったのが、序盤の日本の素早いパス回しで戦意を喪失したのか。
とはいえ、しっかり得失点差を増やしての勝利。もっと点を取れた感じもしますが、バーレーンにプレッシャーをかけるには十分な結果です(そのバーレーン、バンコクでタイに競り勝ったようですね。勢いに乗っています)。中澤、トゥーリオを中心にオマーンの選手を削りまくっていましたが、中東のチーム相手でもまったくフィジカルで負けなくなったというのも個人的には見ていて爽快でした。
松井もフランスに行ってずいぶんボール際が強くなりましたね。攻撃力はさることながら、相手ボールを奪う守備力も光っていました
少なくとも、海外組との連携を練習する良い「壮行試合」になったと思います。アウェーでオマーン戦、タイ戦と過酷な日程が続きますが、取り敢えずどっちも勝って最終予選への進出を決めてから最後のバーレーン戦と行きたいですね
Japan, WC2010
サッカルーはメルボルンでホームゲーム。前半33分までに3ゴール挙げてカタールをくだし、スムーズな滑り出し。向こうはあったかいんだろうね、きっと。オーストラリア代表は次節3月26日、中国とのマッチ。会場は海抜1890mの昆明。スタジアムがあるんだ・・・。
Football | Reuters
WC2010
Asia, Australia, China, Socceroo, World Cup 2010
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