元パール兄弟のギタリスト,窪田晴男が今日の朝日新聞夕刊のコラム「時評圏外」で面白いことを書いていたので紹介します.このコラムは残念ながらウェブでは閲覧できないようなので,一部を引用します.
コラムで窪田氏はNHKがW杯の放送に使ったテーマソングについて書いています.私自身,この曲のひどい音痴具合から稚拙な作りから何から何まで非常に不愉快でしたし(そもそもタイトルの「チャンピオーネ」は何語のつもり?イタリア語は「カンピオーネ」ですが……),酒飲み友達の一人は「そのせいで日本代表が負けた」とくだを巻いていたので同様に感じた人たちは大勢いたはずですが,氏も同じ感想を持ったようです.しかし,彼はそこでとどまらず,その曲を採用した放送人たちに思いを巡らせています.
「スポーツと流行歌という珍妙な取り合わせが定番となりつつあるテーマ曲の昨今ではあるが,その競技への理解や大会の歴史に対する尊敬がないアイデア(アイドルロックバンドで元気な曲)を,ズバリ幼稚な仕事と再考を促す上司はいなかったのだろうか」
窪田氏はさらに,自分の専門でもある楽曲の制作側にも苦言を呈しています.
「僕の気になる合唱部の音程を直そうと,もしサポーターの歌のように聞かせたいからここまでしたいというならベースと抜いてこの部分は前奏にしてさびを新しく作ろうと,もっと言えば,サポーターの歌なら本物をサンプリングしてそれを元に曲を作り直そうと,創造的な助言をする大人は,彼らの側にはいなかったのだろうか」
要は,大人が愛情を持って接していないし,責任を果たしていないということを彼は鋭く指摘しています.締めくくりの言葉もズバリ的を射ています.
「ジーコは体格と体力が足りないと言った.僕はそれより責任感と愛情が足りないのではないかと思っている.中田のぬけた穴より大きな穴が,この国にはあいている」
窪田氏は国全体の問題としているところ,私はスケールの小さな話でなんですが,愛情溢れるオシム新監督のもとで新生ジャパンの選手たちはどこまで責任感を身につけることができるのでしょうか.(国のあり方に対する警鐘についても私はまったく同感です.)
Japan, Miscellaneous, WC2006
リッピ監督辞任です。決勝トーナメントにイタリアが勝ち進んだ時点で、結果にかかわらず辞めることを決めていた模様。2年と17日間にわたる彼の在任中にイタリア代表が負けたのはわずか2回、代表監督として最初のゲームと欧州予選のスロベニア戦のみ、すでに25試合連続無敗とのことです。これ以上ない美しい引き際ですな。
早くもファーガソンの後任としてManU監督のウワサが出てましたが、両サイドから即否定のコメント。
ちなみに2ヵ月後の9月には早くもEuro2008予選が始まりますが、なんとイタリアとフランスが同じグループ。9月6日にはアウェイでフランスとの試合が組まれてます。リッピのいないイタリア対ジダン、テュラムのいないフランスでは・・・イタリア楽勝か。
BBC SPORT | Lippi resigns as Italy head coach
Europe, Italy, WC2006
応援していたイタリアの優勝は率直に言って嬉しいのですが、後味の悪い試合でしたね。ジダンの退場で一気に気分がしらけてしまいました。それまでフランスは前の2試合とは一転して本当に良い攻撃をしていたし(アンリはキレキレでした)、イタリアも良く守っていた好試合だったのに。両チームともセンターバックが強固だったこともありましたが、気温が30度だったということもプレーの精度をおとしめて両チームともチャンスを潰してしまうことがありました。
頭突きを食らわせるほどのどんなことを言われたのか気になるところですが、そんな言い合いはヨーロッパのサッカーでは日常茶飯事だろうし、何の言い訳にもなりません。ほんとうにガッカリです。あれだけの血の気があればまだ現役でプレーできるのでは:lol:?
しかしまぁ、PK戦で全員決めて勝ったというのもイタリアらしからぬ終わり方でした。
Europe, Italy, WC2006
ポルトガルらしさが戻った試合でしたが、残念ながらドイツの決定力が上でした。
これまでの2試合と違い、ポルトガルはワントップのパウレタにボールが収まり、そこから決定的なチャンスを前半から何度か迎えましたが、決め切れませんでした。終了間際、途中交代のヌーノゴメスがポルトガルの得点を決めましたが、調子良さそうだっただけに何故これまでは試合に出してもらえなかったのか、ちょっと疑問に思いました。
ケガで体調が万全でなく、途中出場となりながらもアシストしたフィーゴはさすが。
シュバインシュタイガーの2得点、どちらもリカルドがいったん逆向きに反応してしまった上にボールが手をすり抜けてしまったミスにも見えました。しかし、終了間際のC・ロナウドのFKをカーンがかろうじてセーブしたシーンでもカーンはいったん逆向きに動き出していたので、新しいボールの影響っぽいですね。
ワールドカップもいよいよ残りあと1試合ですね。
Europe, WC2006
日本の上川徹主審・広嶋禎数副審が3位決定戦を裁くそうです!
ポテンシャルをまったく発揮し切らなかった代表チームと違い、こちらは始終安定したジャッジで世界基準として認められたことになります。誇らしいではありませんか:cool:
その上川主審も日本代表に苦言を呈していますね。
Japan, WC2006
あーがっかりした、ありですかねえフランスの戦い方。まるで昔のイタリア?精度、決定力を欠いたポルトガルも残念でしたが、Bob記者のよく使う「凡戦」という表現はこの試合のためにあるんじゃあないでしょうか。デコvsジダンは見ごたえありましたか?わたしは物足りなかった。デコ!まるで98決勝のときのロナウドみたいじゃあないか・・・呪いでもかけられたのか。あんまりだぞ、この結末。オランダ戦で負けた方がまだよかった。
PORTUGAL 0-1 FRANCE
Europe, WC2006
?:mrgreen:/
今大会のアッズーリは本当にドラマティック。負ける気もしませんでしたが、始終手に汗握る展開でこのフィナーレ、現在ロードショウ中のどの映画よりも良質のエンターテインメントです。
イタリアは今までの試合の中でも最も積極的に戦い、序盤から高い位置でプレスをかけてボールを圧倒的に支配。前半のキープ率は、これまでの試合とはまったく逆でイタリアが6割、ドイツ4割でした。試合ごとのゲームプランの使い分け、率直にすごいと思いました。
後半に入ると疲れからそこまで高い位置でプレスをかけられなくなって支配率は5分5分。延長はスリリングなカウンターの応酬でした。それにしても今日はカンナヴァーロが光っていました。相手の攻撃をことごとく寸断したという印象すらあります。チームとしてもイタリアは相変わらずの堅守でした。何度か守備陣形が崩れてピンチになりましたが、2度はブッフォンの好セーブ、残りはドイツ(特にポドルスキ)の精度の悪さに助けられました。イタリアは未だに、失点がアメリカ戦のザッカルドの「軸足シュート」によるオウンゴールだけです。
攻撃では、マンオブザマッチに選ばれたピルロが抜群。フィールドを左右に広く動き回り、ほとんどの攻撃を組み立てていました。トッティとトニは真ん中で厳しくマークされていてあまり活躍できませんでしたが、ザンブロッタ、ペロッタ、カモラネージといったサイドアタッカーたちがその分、活躍していました。
グロッソの延長後半14分の先制点も見事でしたが、2分後のデルピエロのダメ押し点もしびれたなぁ。最近はあまり聞かなくなった言葉ですが、「デルピエロ・ゾーン」の真骨頂でした。
イタリア、優勝しちゃいそう:grin:
Europe, Italy, WC2006
これでジダンを最後まで謳歌できますね?:eek:/
試合自体は、両チームの今大会の不調を象徴するような凡戦でした。とは言え、フランスの守備はお見事(攻撃は……)!ブラジルのアタッカー陣に何もさせませんでした。個々の能力が高いので要所要所に光るプレーはありましたが、単発・散発でした。
ブラジルの先発布陣はアドリアーノを外したロナウドのワントップで、トップ下のゴールに近い位置にロナウジーニョを配置しましたが、逆にロナウジーニョへボールが入らなくなりました。ロナウジーニョは今大会、あまり得点に直接絡む活躍はできていなかったのはバルサでプレーするときよりも下がり目のポジションだからだという指摘も多くされていますが、それならばポジションを上げようという短絡的な発想だったんでしょうか。そのせいでブラジルは中盤にボールが収まらなくなっていたことは確かです。これはまた、フランスの中盤の底を支えていたマケレレとビエラのお陰でもあります。
しかし、ジダンは試合ごとに調子を上げてきますね。優勝した98年もそうでしたが、1試合出場停止をくらったのを境にパフォーマンスが変わっている気がします。一息入れるのが良いんでしょうか?:wink:
Europe, WC2006
クリスチアーノ・ロナウド、あまりにも余裕をかましていたので外しそうな嫌な予感がしたんですが、落ち着いていましたねぇ。大物です。
ルーニーの退場はちょっと気の毒な気もしましたが、審判の目の前で相手を突き飛ばしちゃあダメでしょう。98年フランス大会のベッカムを彷彿とさせる場面ですが、イングランドはどうも若手のディシプリンに甘さがありますね。
ところで、ルーニーを挑発したのはクリスティアーノ・ロナウド。まさに大器、この試合の陰のMVPだと言えます。皮肉はともかく、イングランドの若者と違ってサッカーをよくわかっていることは確かです。それに、攻撃でもかなりイングランドDFをかき回していたので、正規のMVPに値する活躍でもありました。
マンオブザマッチに選ばれたのはイングランドのハーグリーブズ! ベッカムが負傷退場してから、イングランドの攻撃のほとんどは彼とレノンの2人で担っていました。ルーニー退場の直後は、1人足りない差を感じないほどでした。その後、ポルトガルが数的優位を活かすために徹底してサイドチェンジから攻撃を組み立てるようになってからは、イングランドはさすがにほとんどボールを持てなくなりましたが、その中でハーグリーブズは攻守ともに縦横無尽にボールに絡んでいました。2002年日韓大会のときから注目していた選手だったので、活躍は純粋に嬉しかったです。
ポルトガルは120分も全開で戦ったので次戦の体力が心配ですが、まずは勝ち進んだことでよしとしましょう。いずれにしても、ベスト4に残ったので、あと2試合は彼らの勇姿を楽しめます:grin:
England, Europe, WC2006
いやあ、安定しているし、何よりも運が向いています:mrgreen:アルゼンチンが負けてしまってちょっとしょげていたんですが、アッズーリの快心の試合を見てすっかり元気を取り戻しました。
ザンブロッタの先制点は、相手キーパーがややミスってくれた幸運もありましたが、お陰で得意の試合運びに持ち込むことができました。この日も、ボールのキープ率は6:4でウクライナでしたが、より効果的な攻撃をしていたのはイタリアでした。マンオブザマッチに選ばれたガットゥーゾも確かに良い活躍をしましたが、私が個人的にしびれたのは1得点1アシストのザンブロッタ:cool:。先制ゴールは、右サイドバックのポジションからトッティとのワンツーで中に切れ込み、利き足と逆の左足でのシュート。この辺は、左足しか使えない日本の左サイドバックに大いに見ならってほしいところです:wink:。その後、後半には他の選手の交代に伴って左サイドハーフに移ってのアシスト、さらに交代で右サイドハーフと、試合中に3つのポジションをこなしました。
イタリアにとって、今まで得点のなかったトニが2得点したのも今後に向けて明るい材料だし、試合に出られていなかった控えの選手たちを出場させられたのも良かったと思います。この試合、ネスタの故障とデ・ロッシ、マテラッツィの出場停止で「DFの控えの控え」だったバルザーリがセンターバックに入っていましたが、バルザーリを含め、控えの選手たちの誰が出ても安定感の変わらないところが今大会のイタリアの強み。しかも、今日はジラルディーノ、デル・ピエロ、そしてインザーギは出場機会なし。この選手層の厚さ、うらやましい限りです。
とはいえ、後半には弱点も露呈されたのが懸念材料としてあります。ゴール前の守備は堅い反面、サイドをえぐられて逆サイドへセンタリングを上げられるとピンチを招くシーンが何度かありました。ウクライナもそこで決められなかったのは若干不運でした(というか、やっぱりイタリアには運があります)。次のドイツは恐らくそこを徹底的に狙ってくるのではないでしょうか。とはいえ、イタリアのことなので次戦までにその対策はしっかり練ってくるでしょう。
私はイタリアーポルトガルの決勝を熱望します。
Europe, Italy, WC2006
BBCで解説していたらしいレオナルドや元セルティックの名物監督マーティン・オニールが口をそろえて言っているように、1点リードでリケルメを下げたのには、誰もが首を傾げたと思う、摩訶不思議。魔がさしたのか、ナンなのか。これまで冷静な選手起用で確実に試合をものにしてきた名将らしからぬ采配に動揺したのか、アジャラ、カンビアッソがPK失敗。決勝進出間違いないと思っていたいいチームだったのになあ、残念至極。
BBC SPORT | Football | World Cup 2006 | Teams | Argentina | Pekerman quits as Argentina coach
Europe, WC2006
どうみてもNBAファンのスパイク・リーが大のアーセナル・ファンだったとは・・・。これも宣伝活動の一環か、と勘ぐってしまいます。しかもアンリと友達だそうだが、決勝ではブラジル対ドイツがみたい、って・・・そりゃ失礼じゃないか。
‘I’d like to see Germany-Brazil in the final’
Europe, WC2006
スペインの先発にラウールくんが入っているのを見て、イヤ?な予感はしましたが。「過去の栄光(ジダン)再び」の幻想を追い求めるベテラン・フランスと、若い才能を集めたスペインの対決は、フランスが歳をとった選手が集まってできるサッカーの新しいイメージを見せて完勝しましたね。
スタミナ、集中力を切らさずにベテラン選手たちが最後までプレーできたのは、どんな秘訣があったのか気になる、何かスペシャル・ドリンクでも服用していたのだろうか?そして3点目のゴールは、ジダンの驚異的なプレーだったと思います。わたしはジダンのファンなので、1試合でも多く彼のプレーが見られれば幸せ、単純にうれしい。
底力を出してたマケレレ、テュラムなどが、ブラジル戦でも同様のパフォーマンスをみせれば、ロナウド、アドリアーノ、ロビーニョらとの対決が面白そう、いい試合が期待できますね。
スペインは冗談ではなくユーロ2008、2010年南アフリカに「無敵艦隊」として戻ってくることが十分期待できるチームだと思うので、オランダ同様いまここで悔しさを胸に刻み込むことが大事でしょう。
ESPNsoccernet – World Cup – Spain v France Report
Europe, WC2006
あー期待させておいてまた沈没デジャブ:sad:
前半スペインはボールを左右によく動かして効率的に攻めていました。後半の方が確かにサイドから良いセンタリングの上がった回数は多かったですが、大きなサイドチェンジがなかった分、スペインは選手ばかりが走って消耗し、フランスも守りやすかったように見えました。ここにフランスの経験豊富さとスペインの若さが出たか。
フランスの2点目につながったFKの判定、かなり微妙でした。私には、むしろアンリがプジョルを倒したように見えたのですが、、、それにしてもここぞというところで力を発揮するジダンやヴィエラはさすがというか、したたかというか。今日のフランスには、運もありました。相変わらず説得力のある試合内容ではありませんが、勝負強さは戻ってきていることは確かでしょう。
スペインが負けたことは個人的にすごく残念ではありますが、これで次はFRANCE98の決勝の再現ですね。盛り上がることは必至です。
話は全然違いますが、今日は「浅いラインはこうやって破るんです」のお手本みたいなゴールのオンパレードでした。ブラジルの3得点ともそうだったし、フランスのリベリーの同点弾もそうでした。共通するのは、存在感のあるCF(ブラジルはアドリアーノ、フランスはアンリ)にDFの気が取られている隙に下がり目の選手が飛び出した点です。ブラジル戦は通してみていませんが、フランスはアンリが何度もオフサイドにかかっていて「コイツ学習しねぇなぁ」なんて思っていたんですが、それが逆にリベリーの得点を生み出したと見ることもできます。ジャパンにもこのくらい存在感のあるストライカーが欲しい。
Europe, Spain, WC2006
1失点もせずに敗退なんですね:shock:。PKを1つも決められないのもW杯初だそうです。珍記録。
Europe, WC2006
イタリアびいきの私にとっては、いろんな意味で溜飲の下がる劇的な幕切れでした:grin:。
後半早々、ケガで欠場したネスタの代役だったマテラッツィがかなり微妙な判定で一発退場になり、4年前の韓国戦を彷彿とさせるすごく嫌な雰囲気になりましたが、よくぞ10人で守り抜いた! ヒディンクは交代を結局1枚しか使いませんでしたが、たぶん延長をにらんでの心理作戦だったと思います。実際、見ているこちらも時間が経つに連れ、イタリアの選手たちの疲れがひしひしと伝わってきて絶望感に駆られましたが、戦っている選手たちはよく耐えたなぁ、本当に。オーストラリアの攻撃を跳ね返してもボールを拾えず、次々と波状攻撃を受けて最終的なボール支配率は6:4でオーストラリアでした。それでも死守し切った最終ラインはさすが。そして何よりも、とてつもないプレッシャーの中でも最後までキレず、最後のPKも外さなかったところに強い精神力を兼ね備えた「新しいイタリア」を実感しました。
それにしても、イタリアに対しては判定が厳しい。ダーティなイメージが定着しているので歓声がいつもアウェー状態なせいもあるでしょうし、審判もかなり先入観を持っている感じがします。マテラッツィの一発退場もかなり疑問だったし、後半最後の方でガットゥーゾが食らったイエローも、本来は相手のファウルになってもおかしくないシーンでした。まあ、イエローで当然のプレーもたくさんありましたが。
ネスタとマテラッツィを欠く次戦は不安ですが、まだイタリアには運があるという気がします。フォルツァ!
Europe, Italy, WC2006
まさに「審判が試合を壊した」例。後半は試合の体をなしてなかったなあ。
両チーム2名ずつの退場者、全16枚のイエロー・カードは大会タイ記録だそうだ。
オランダのスピードは早起きの目にも鮮やかで、キックオフ直後は何度もチャンスがあったけれど、ゲームが落ち着いて、中盤でデコがさばきはじめるとポルトガルが主導権を握った。両チームの差は中盤でゲームを作る選手の質だと感じた。
たしかにロッベンとかカイトはよかった、ユーロ2008、2010南アフリカが彼らの大会になるのは間違いない。そのための経験を積めたと考えれば、ファン・バステン監督のサバサバした表情にも合点がいく。
幸いポルトガルは勝つことができたが、次のイングランド戦にはコスチーニャ、デコというキー・プレーヤーを欠いて臨まなくてはならない。いくら不調イングランド相手とはいえ、飛車角落ちでは、よっぽどの幸運がないとねえ。調子の波に乗ってきたフィーゴ、マニシェのふたりもそろってイエローをもらっているので、たとえ勝ち抜けたとしても準決勝以降、累積警告で出場できなくなる可能性がある。C.ロナウドもケガしたし、かなり前途多難だなあ。
がんばれポルトガル!決勝でアルゼンチンを倒せ!
ESPNsoccernet – World Cup – Portugal v Netherlands Report
Europe, WC2006
攻めに行った隙を突かれたのと、相手を本気にさせてしまったので点差は致し方ないでしょう:sad:。それにしても前半ロスタイムの失点がもったいなかった。あれでさらに2得点が必要となり、選手たちが気落ちしたのも確かでしょう。でも動けないロナウドに2点も取られたのは本当に悔しい!:evil:
やっとFWが点を取れたのは良かったんですけど、これまでの試合と同様、あまりにも前線にボールが収まりませんでした。この辺が日本のFWをはじめとした攻撃陣の課題でしょう。個々人が1対1で仕掛けてくることの多いブラジルとの対戦だっただけに、日本の攻めの消極的さが一層目立つ試合だったと思います。俊輔、小笠原ともに決定的なパスやシュートが1本たりともなかったのでは?:mad:組織力も確かに大切ですが、攻めるときはそれに加えて1対1やスルーパスなど、リスクを冒して仕掛けなければチャンスはなかなか生まれません。
心配していたサントスは、悪くなかったと思います。祖国との対戦でモチベーションが高かったのか、もしくは前の試合の後にこっぴどく怒られたのか、今日は割と守備もちゃんとしていたし、玉田のアシストなど、効果的な攻撃にも何本か絡んでいました。
今大会の日本の戦績(1分2敗、2得点7失点)は、決して実力通りとは言えません。アメリカ(1分け2敗、2得点6失点)と並び、今大会一番の「逆サプライズ」と言えるでしょう。ともに初戦でひどい負け方をしたのが最後まで響いてしまいました。
日本は、組織力は度々外国メディアからも賞賛を受けるし、個々の技術も(ブラジルはともかく)強豪国に劣っている訳ではないのですが、玉際の弱さ、1対1の勝負弱さ、そして何よりも勝負への執着心が決定的に足りないたことが浮き彫りになった3試合だったと思います。試合運びの拙さも課題です。
たとえば今日のブラジルは、坪井が1対1に弱いと見切ると、繰り返しそこを狙って仕掛けてきていました。そこで失点こそしませんでしたが、坪井が抜かれてシュートという場面が何度もありました。振り返ると、1戦目のオーストラリアも徹底的にパワープレーしてきたし、クロアチアも徹底的にサントス裏を狙ってきましたね。これに対し、日本の選手は口を開けば二言目には「自分たちのサッカー」という言葉が出てきますが、自分たちのスタイルを崩してでも執拗に相手の弱点を突く姿勢が欲しいものです。今日のブラジルでいえば、玉田の得点シーンにも見られたようにセンターバックにスピードがないので、FWはセンター付近でもっと多くの「斜め走り」をしてボールを引き出すべきだったと思います。次のW杯までにぜひ選手には考えて欲しいものです。もしくは、そういう指示をきちんと出せる監督に就任してもらうか。
これで、現時点で決勝トーナメントに勝ち残る現実的な可能性のあるアジア勢は韓国だけ(サウジも数字上はまだ可能ですが、得失点差を考えると今日の日本以上に厳しいでしょう)。しかも韓国は明日、勢いに乗っているスイスとの対戦。どうなるかまったく読めません。2010年のアジア枠を考えると、何が何でも勝ち上がって欲しいものです。現時点でアジア勢4ヶ国中3ヶ国がグループ最下位という現状からも、アジアは出場枠を減らされることは必至です。しかも、次の予選からはオーストラリアが入ってきます。すると、もしかしたら日本は3-3.5ヶ国の出場枠を韓国・中国・オーストラリア・サウジアラビア・イラン・クウェート・UAEと争わなければならないかも知れません。日本の黄金世代がピークを越えていることを考えると、かなり厳しいです。次期監督は、かなりの重荷を背負うことになるでしょう。
Japan, WC2006
うーん、イライラしたというか、モヤモヤ感が残ったというか:lol:
前半は危ない場面が何度かあったものの、攻めでも形ができていたのでよかったんですが、後半の途中からは完全に「持たせてカウンター狙い」という相手の術中にはまりましたね。よく失点せずに持ちこたえたという見方もできますが、そんな相手の作戦に付き合っていなければもっと簡単に試合を運べていたはず。本当にモッタイナイ:evil:
試合運びの拙さがまた出てしまいました:sad:
特にサントス!!!
自分が攻め上がったうしろを狙われているのがわからないのか???
日本の他の選手はツータッチくらいでボールをさばいていたのに対し、サントスはドリブルする訳でもなく、パスする訳でもなく、ダラダラとキープした上でカットされ(判断が遅い!!!)、一気にカウンターを食らった場面が何度もありました。しかも、カウンターが来ることがわかっているはずなのに守備に戻らないし。その上、守りの場面では間合いを詰めずに簡単にセンタリングを許す場面が何度もありました。失点しなかったのは幸いですが、チームとして余計な体力を消耗したことは確かでしょう。
さあ、次はブラジル戦。得失点差を考えると、2点差をつけて勝たないと、、、
宮本は出場停止ですが、逆に相手が狙おうとしていたDFの弱点がなくなって混乱してくれるか???、、、ブラジルの攻撃陣に限ってそんなことはあり得ないですね:roll:
Europe, Japan, WC2006
また予想が外れました:oops:
コートジボアールは始終押していたのですが、オランダはセンターバックの穴を両サイドバックとMFがよくカバーしていました。CBが振り切られてもしっかりカバーが入るという組織力、この辺のしたたかさはさすが伝統のある強豪国です。ドログバはペナルティエリア付近でまったく仕事をさせてもらえませんでした。
コートジボアールは、2失点を喫した前半20分頃からの「魔の5分間」が悔やまれます。立ち上がりからちょっと浮き足立っているのが気になりましたが、ファンペルシーのFKによって自信を喪失したのか一時的に組織が崩れてしまい、すぐにまたゴールを献上してしまいした。そのまま崩壊するかとも心配したんですが、パスが再び回り出すと立ち直り、良い時間に1点返すことができました。チャンスはたくさんありましたが、焦りから最後の詰めが精度を欠いたのが残念。後半ラストプレー、FKからのセンタリングがゴールラインを割ってしまったのが今日のコートジボアールを象徴しているかのようでした。
オランダは数少ないチャンスをものにして勝ちきったのはさすがですが、優勝候補と呼ぶにはまったくふさわしくない内容でした。コートジボアールの守備が崩壊していた時間に取った2点目以外は攻撃が単発。とはいえ、ロッベンとファンペルシーは一人でも大きなチャンスを作れるのでこれからの対戦相手にとっては脅威であり続けるでしょう。実際、1点目となったファンペルシーのFKは、ファンペルシー自身が単独でドリブル突破しようとしたところをDFがたまらずファウルで倒したものでした。
しかし、これでアルゼンチンとオランダの直接対決は本気でやらずに済むことになりました。決勝トーナメント1回戦は恐らくメキシコとポルトガルになると予想されますが、どちらも力が突出している訳ではないので、削り合いをしてまでグループ1位になる必然性もありません。むしろ試合をコンディション調整に使い、決勝トーナメントに備えるという位置づけになります。
それにしても決勝トーナメントでコートジボアールを見られないのは残念。しかも、累積2枚目の警告を喰らったドログバにとってはワールドカップが終わってしまいました:sad:
Europe, WC2006
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