Freak goal gives Japan 1-0 win over Bahrain
June 23rd, 2008
サッカー漬けの週末、一応この試合も見ました
主力選手を欠いた相手に対して相変わらず冴えない内容の岡田ジャパンでしたが、守りを固めた相手を崩すという意味ではよい練習になったと思います。
しかし、たかが消化試合でなぜ岡田監督・選手たち・マスコミはこぞって熱くなっていたのでしょうか? こういう試合だからこそ、新しい選手の組合せを試すとか、既存の選手を使うのなら新しい崩し方を試すとかをしないともったいないと思うのですが……結果的に、前半5分に俊輔のPKを外した+たまたま岡田監督が「勝負にこだわった」からこそ「攻撃の練習」という点で有意義な展開になった訳で、逆にPKが決まってしまって相手が攻めに転じていたとしたら何の意味もない試合になってしまった可能性すらあります。
でも相手がゴールエリアに9人を入れて守っていたとはいえ、あれだけボールをキープして得点は偶然入ってしまった1点だけというのはなんとも寂しい。シュートが枠に飛ばない、というのは監督の問題じゃないのですが、岡田監督は「点が入らないならチャンスをたくさん作ればいい」と言っている割にはチャンスを作るアイディアがないように思えてしまうのは私だけでしょうか。
ちなみに、知り合いの外国人サッカージャーナリストと先週メールでやり取りする機会があったのですが、彼によれば「長期的に考えれば岡田で良いと思う」とのこと。なので、少し公平に試合を見ようと努力したのですが、それでも納得はできませんでした。
ロシアの試合を見て思ったのは、日本代表がたとえばユーロ2008に招待してもらったとして、決勝トーナメントで勝利を挙げるには、今よりもっと走りまわるしかないんじゃないかなあ、ということ。
技術、メンタル、フィジカルなどすべてにおいて自分たちより勝る相手に勝つために何ができるかって、戦術は吟味に吟味を重ねるのは当然として、その基本になるのは日本の高校野球じゃないけど、単純にどんなに走っても、走り負けしない根性みたいなもんじゃなかろうか。
そういう意味じゃ、オシムがやろうとしてたのはその路線だったのだろうし、それは日本や韓国、その他の弱小国にとって唯一の正解なのかもしれない。巻のがむしゃらな突っ込みを見て強く思った。Freakだろうが、何だろうが、フツーに戦ったら負けるに決まってるんだから、むしろ相手が驚くFreakを身に着けてナンボでしょ。
だから岡田監督、どうなの?
そういう意味ではまったくダメでしょう
バーレーン戦の前にはロングボール対策を徹底的にやったそうですが、そんなのは対症療法にしか過ぎず、長期的なビジョンはまったくありません。そんなことよりは、あのように守りを固めた相手を崩す”freak”戦術を練習した方が、アジアでの長期的な戦いを考える上では有益です。
でも目指しているのはアジアのキングに甘んじることではないはず。少なくともオシムが目指していたのは、アジアレベルで目先の相手に勝つサッカーではなく、いずれは世界で通じるサッカーでした。
まあ、それでもジーコよりは岡ちゃんの方が全然マシです。同じ日本人ならサッカーの思想的には反町さんの方がオシムに近いんだけどなぁ。でも早稲田学閥じゃないからないのかな。