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Oman 1 – 1 Japan

勝てた試合でしたが、同時に負けてもおかしくない試合でした。

主力が復帰したオマーンは5日前に対戦したチームとはまるで違う印象。守備も安定していたし、カウンターに元来の鋭さもありました。猛暑の影響もあったのでしょうけど、トゥーリオ、中澤ともにオマーンFWのスピードに手を焼いていましたね。先制点のFK、そして楢崎が防いだPKにつながったファウルはどちらもトゥーリオが相手のスピードに対応しきれずにやってしまったものでした。

それにしても日本の試合運びの拙さが気になりました。前半は足元へのパス回しばかりで、ボールは持ててもゴールの予感は薄かった。せっかく強烈な西日を背中に受ける陣地を取ったのだから、もっとシンプルに相手のDF裏へボールをけり込んでも良かったと思います。相手が目測を誤る可能性だってある訳だし、まだ気温も高かったのでMFも体力を消耗せずに済んだはずです。

後半はパスが回り出し、サイドもいくらか有効に使えていましたが、それでも小さな局面で無理に突破しようとして詰まる場面が目立ちました。直後にユーロ2008のチェコースイス戦を途中まで見たのですが、日本と比べてチェコはフィールドの横幅をめいっぱい使っていたのがとても印象的でした。

あと、大久保は論外。本人はGKに股間を蹴られたといっていますが、そうであれば逆に痛がって審判にアピールして相手を揺動するくらいのマリーシアを発揮すべきところ。終盤に内田がフリーでシュートした場面(オフサイドと判定)では、GKは内田に軽くビンタをしていました。恐らく、GKは「時間稼ぎをするな!」とエキサイトしていたのでしょうけど、そこで内田はノーリアクション。倒れるなどしてアピールしていれば、GKを退場に追い込むことだってできたかも知れません。その点、松井はソツなかった。大久保が退場になった直後のもみ合いで、審判の目の前にいる相手DFを挑発してどつかせ、相手を退場に追い込みました。

まあ、こういうサッカーが良いとはいいませんが、大久保のような稚拙な行為をするチームだと見られると、今後の対戦相手はどんどん挑発してきます。国際大会で相手の挑発行為を抑止して精神的な駆け引きで優位に立つためにも、適度なマリーシアは必須です。

それにしても相手GKが良すぎた。大久保のヘディングシュートを止めた場面も見事だったし。俊輔のCKはほとんど捕球されましたが、並のキーバーだったらパンチングが精一杯だと思う。

しかし岡田監督の采配はどうなんでしょう。ロスタイム間際に2人交代した意図がまったくわかりませんでした。点を取りに行くにしても、引き分け狙いで行くにしても、もっと早く手を打たなければ意味ないし、時間稼ぎをしたいのなら2人いっぺんに替えるのではなく、別々に替えるという手もあったはず。それに、テレビの音声が意外と声を拾っていましたが、ほとんどの指示が例えばゴール前でシュートではなくパスを選択した選手に対して「自分で勝負しろ!」というような精神論的なものばかり。単に音声が拾えてなかっただけかも知れませんが、戦術的な指示が聞こえなかったのは気になりました。

まだ、岡田監督が良いとは到底思えません。

Japan, WC2010

  1. oko
    June 9th, 2008 at 16:22 | #1

    オマーンのGK良かったですね。俊輔は4年前に止められた経験があるので、PKどうかなあと緊張してたら…遠藤で少しほっとしました(笑)

    試合時間は日本のエージェントの都合で変更になった(当初は1時間15分遅かった)との情報を聞きました。選手全員水をかぶったような汗をかき、オマーンの選手でさえ辛そうだったあの状況がアウェーの洗礼とは別の要因で作られたとしたら、ドイツW杯から全く懲りてないですね…意外と深刻な問題な気がします :cry:

  2. June 9th, 2008 at 18:27 | #2

    あの試合時間は「アウェーの洗礼」以外の要因がたしかに働いていたようです。どこで読んだか憶えていませんが、オマーンのGKが「我々も、ホームでそんな時間に試合を経験したことがない。非常に消耗する試合になるだろう」とコメントしていました。

    悲しいことに、お金を出している人たち(スポンサー等)に、目の前の利益を追求する視点しかないんです。プレーヤーたちの選手生命や、日本のサッカーの長期的な育成のことなんてどうでもいいんですかね。 :evil:

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