Bayern Munich 0 - 2 AC Milan
April 15th, 2007
実にミランらしい試合、という一言に尽きるでしょう。システムは4-4-1-1とかなりディフェンシブではあるものの、「1-1」のポジションには創造性と決定率が抜群のカカとインザーギを置いているので、「引きまくっている」という印象にもなりません。実際、攻撃になるとセードルフとピルロも積極的に絡み、カカが封じ込められた分、セードルフが1ゴール1アシストと試合の鍵となる働きをしました。
いやあ、それにしてもセードルフのアシストは美しかった
第1レグで鍵を握ったバイエルンのDFファンブイテンを完全におもちゃにしてしまっていました。
イングランド勢3チームの中で、イタリアフリークの私としてはミランに頑張ってもらいたいところ。(対するUEFAカップはスペイン勢3チームにドイツが1チーム。偏り方が面白いですね。)
それにしてもローマの負け方、イタリアのチームらしからぬ点差になってしまいました。どなたかビデオを撮っていませんか?
すごいやね?セードルフ。しぶといね?ミラン。彼はあのへんからのシュートが多いってことは、シロートのわたしでも知ってるけど。バイエルンはスカウティング不足?次節ManUはC.ロナウドが相変わらず好調だし、ルーニーも調子を上げているので厳しい戦いになるでしょうね…
セードルフのゴールは、バイエルンのスカウティング不足やDFのマーキング不足を責めるのは酷で、むしろインザーギの動き出しと、それによって生まれたスキを逃さず、得意なシュートの形に持ち込んだセードルフの戦術眼を褒めるべきでしょう。
これで見ればわかると思いますが、セードルフから見て左前(画面の右手前)のスペースにインザーギが走り込んでいます。もちろん、そこにラストパスが出ても決定的な形になってしまいますので、2人のDF(ルシオとファンブイテン)がパスコースを消すために一瞬だけ足を止めています。
セードルフは、相手の足が止まるのを見てから、というよりは、止まるのを見越して右にボールを出して、フリーでシュートを打てるようにしています。
この判断を瞬時にしている訳なので、やっぱり一流はスゴイ。
次戦はマンU。確かに若いロナウドとルーニーはノッていますが、ミランの老獪さ・老練さも侮れません。大学生とプレーする機会の多い個人的な思い入れとしては、心理戦で若造たちを軽く手の平で転がして、セットプレーからマルディーニあたりの得点で決勝進出を決めて欲しいと思います。ギグズやスコールズにやられたなら仕方ないとあきらめます