Home > Europe > FIFA World Player Gala 2006

FIFA World Player Gala 2006

December 19th, 2006

FIFAの年間最優秀選手賞が発表された。男子はカンナバーロ、女子はブラジルのマルタ嬢が受賞。噂じゃロナウジーニョが3年連続受賞ということだったけど、噂に終わった。

このアウォードは1991年にスタートしているのだけれども、ヨーロッパにはバロンドールという1950年代から続く伝統的な賞があり、英語表記されると両者は非常に似ていて、まぎらわしいことこのうえない。

バロンドールはサッカージャーナリスト、FIFAのほうは各国代表の監督、キャプテンによる投票という違いはあるものの、候補となる名前はほとんど同じ、結果もかぶることが多い。FIFAがこの賞を設立した意図はいったいどこにあるのだろうか。

FIFAの場合、候補となる選手が世界中に広がるかと思いきや、たとえばブータン代表のキャプテン、Passang Tshering選手が選んだ1位はアンリ、2位はクリスチアーノ・ロナウド、そして3位がクローゼだ。Tshering選手が優れた選手かどうかはともかく、彼が挙げている選手たちと実際に対戦してきたとは思えないし、頻繁に彼らのプレーを観戦していたわけでもない。

そして、わたしが問題だと思うのは、こういった投票も、イングランドのジョン・テリーなど超一流選手と同じ重みを持っていることだ。テリーは1位カンナバーロ、2位カカ、3位にアンリを挙げているが、Tshering選手とは違ってそれらのプレーヤーと何度も対戦していたり、少なくともプレーを生で見られる環境にある。これって、投票結果の信頼性を損なうことにつながりはしないか。

とはいえ98-99シーズン、トレブル達成の立役者ベッカムではなく、リバウドが選ばれたり、バロンドールも歴史が長い分、闇の部分も抱えている印象もある。

つい先日、バルサが敗れ去ったクラブ・ワールドカップにしてもそうだが、CLとかバロンドールとか工夫をして発展してきたカップ戦や、間近で見つめてきたジャーナリストたちの投票結果に、屋上屋を重ねるようなFIFAのやり方はいくらなんでも安易すぎる。ワールドカップという世界最高のコンテンツを持っているだけでは満足できない輩がウヨウヨしている組織なのだろうか。

さて、ほとんどの投票がジダン、ロナウジーニョ、カンナバーロで占められているわけだが、FIFAのサイトには投票内容の詳細ファイルが置いてあって、けっこう面白い。われらが日本代表のオシム監督は1位がエトー、2位ロナウジーニョ、3位にカンナバーロ。現ロシア代表のヒディング監督はジダン、ブッフォン、ラーム(!)の順。ドメネク監督のセレクションが目を引きます。1位チェフ、2位ガットゥーゾ、3位がドログバ・・・かなり浮いてるぞ:shock:

ちなみに、わたしの1位はデコ、2位闘莉王、3位柏木。あっ自国の選手は選んじゃいけないんだった。じゃあ、1位デコ、2位マテラッツィ、3位ドログバかな。

FIFA.com

Europe

  1. No comments yet.
  1. No trackbacks yet.