いつも硬派なテーマばかりのディプロですが、めずらしくサッカー関連の記事が出てます。なんとなく想像はしていた厳しい世界ですが、こうやって取材記事を目の当たりにすると、いまドイツのピッチに立っていることがいかにスゴイことか、よーく分かります。日本の場合、企業とか組織のカルチャーから言って、ここまで厳しい世界になっていないと思いますが。よくいえば、うまくいかない場合のセーフティ・ネットみないなものを作っている。しかし、逆に言えば、それほど大した選手は出てこないということ。
こんな厳しい世界もありかな・・・と考えるひとが増えれば、ワールド・カップで日本が優勝候補に挙げられるようになるかもしれない。しかし、そこまでサッカー・バカになる必要などあるのだろうか。
日本の場合はサッカーではなく、相撲とか野球に当てはまることなのだろう。高校、社会人での活躍、ドラフトなどなどトップとボトムの差が激しい世界を象徴するさまざまな出来事が当たり前のようにTVやラジオで流れる。日本ではサッカーはそういうカルチャーにまでなってない。だからR25でサムライ・ブルーというより「ブルーなサムライだった」などと書かれてしまうのだ。
ディプロ2006-6 - > … ou rien
Tu sera Pele, Maradona, ou Zidane
どうみてもNBAファンのスパイク・リーが大のアーセナル・ファンだったとは・・・。これも宣伝活動の一環か、と勘ぐってしまいます。しかもアンリと友達だそうだが、決勝ではブラジル対ドイツがみたい、って・・・そりゃ失礼じゃないか。
‘I’d like to see Germany-Brazil in the final’
元ユベントスでイタリア代表の職人的サイドバックだったペソットが飛び降りによる自殺未遂で重傷だそうです。確か98年フランス大会にも出場していたとおぼえています。
今年5月に引退し、ユベントスのフロント入りしたものの、現在イタリアを揺るがしている八百長スキャンダルも重なって鬱病になったと見られるとのこと。デルピエロとザンブロッタはドイツから見舞いに駆けつけたと報じられています。
体も心も、一日も早い快復をお祈りしています。
Japan, heading forward
8月9日に予定されているポスト・ジーコの初戦はトリニダード・トバゴと交渉中とのこと。ワールドカップ後のモチベーション的にも(つまり、そこそこ悔しさが残っていて、次に向けて調整し始めたいという気持ちを持っているという意味で)ちょうど良い相手だと思います。
Zidane plays on
スペインの先発にラウールくんが入っているのを見て、イヤ?な予感はしましたが。「過去の栄光(ジダン)再び」の幻想を追い求めるベテラン・フランスと、若い才能を集めたスペインの対決は、フランスが歳をとった選手が集まってできるサッカーの新しいイメージを見せて完勝しましたね。
スタミナ、集中力を切らさずにベテラン選手たちが最後までプレーできたのは、どんな秘訣があったのか気になる、何かスペシャル・ドリンクでも服用していたのだろうか?そして3点目のゴールは、ジダンの驚異的なプレーだったと思います。わたしはジダンのファンなので、1試合でも多く彼のプレーが見られれば幸せ、単純にうれしい。
底力を出してたマケレレ、テュラムなどが、ブラジル戦でも同様のパフォーマンスをみせれば、ロナウド、アドリアーノ、ロビーニョらとの対決が面白そう、いい試合が期待できますね。
スペインは冗談ではなくユーロ2008、2010年南アフリカに「無敵艦隊」として戻ってくることが十分期待できるチームだと思うので、オランダ同様いまここで悔しさを胸に刻み込むことが大事でしょう。
ESPNsoccernet - World Cup - Spain v France Report
Sunk Again
あー期待させておいてまた沈没デジャブ:sad:
前半スペインはボールを左右によく動かして効率的に攻めていました。後半の方が確かにサイドから良いセンタリングの上がった回数は多かったですが、大きなサイドチェンジがなかった分、スペインは選手ばかりが走って消耗し、フランスも守りやすかったように見えました。ここにフランスの経験豊富さとスペインの若さが出たか。
フランスの2点目につながったFKの判定、かなり微妙でした。私には、むしろアンリがプジョルを倒したように見えたのですが、、、それにしてもここぞというところで力を発揮するジダンやヴィエラはさすがというか、したたかというか。今日のフランスには、運もありました。相変わらず説得力のある試合内容ではありませんが、勝負強さは戻ってきていることは確かでしょう。
スペインが負けたことは個人的にすごく残念ではありますが、これで次はFRANCE98の決勝の再現ですね。盛り上がることは必至です。
話は全然違いますが、今日は「浅いラインはこうやって破るんです」のお手本みたいなゴールのオンパレードでした。ブラジルの3得点ともそうだったし、フランスのリベリーの同点弾もそうでした。共通するのは、存在感のあるCF(ブラジルはアドリアーノ、フランスはアンリ)にDFの気が取られている隙に下がり目の選手が飛び出した点です。ブラジル戦は通してみていませんが、フランスはアンリが何度もオフサイドにかかっていて「コイツ学習しねぇなぁ」なんて思っていたんですが、それが逆にリベリーの得点を生み出したと見ることもできます。ジャパンにもこのくらい存在感のあるストライカーが欲しい。
1失点もせずに敗退なんですね:shock:。PKを1つも決められないのもW杯初だそうです。珍記録。
Sweet Revenge
イタリアびいきの私にとっては、いろんな意味で溜飲の下がる劇的な幕切れでした:grin:。
後半早々、ケガで欠場したネスタの代役だったマテラッツィがかなり微妙な判定で一発退場になり、4年前の韓国戦を彷彿とさせるすごく嫌な雰囲気になりましたが、よくぞ10人で守り抜いた! ヒディンクは交代を結局1枚しか使いませんでしたが、たぶん延長をにらんでの心理作戦だったと思います。実際、見ているこちらも時間が経つに連れ、イタリアの選手たちの疲れがひしひしと伝わってきて絶望感に駆られましたが、戦っている選手たちはよく耐えたなぁ、本当に。オーストラリアの攻撃を跳ね返してもボールを拾えず、次々と波状攻撃を受けて最終的なボール支配率は6:4でオーストラリアでした。それでも死守し切った最終ラインはさすが。そして何よりも、とてつもないプレッシャーの中でも最後までキレず、最後のPKも外さなかったところに強い精神力を兼ね備えた「新しいイタリア」を実感しました。
それにしても、イタリアに対しては判定が厳しい。ダーティなイメージが定着しているので歓声がいつもアウェー状態なせいもあるでしょうし、審判もかなり先入観を持っている感じがします。マテラッツィの一発退場もかなり疑問だったし、後半最後の方でガットゥーゾが食らったイエローも、本来は相手のファウルになってもおかしくないシーンでした。まあ、イエローで当然のプレーもたくさんありましたが。
ネスタとマテラッツィを欠く次戦は不安ですが、まだイタリアには運があるという気がします。フォルツァ!
Russian ref loses it
まさに「審判が試合を壊した」例。後半は試合の体をなしてなかったなあ。
両チーム2名ずつの退場者、全16枚のイエロー・カードは大会タイ記録だそうだ。
オランダのスピードは早起きの目にも鮮やかで、キックオフ直後は何度もチャンスがあったけれど、ゲームが落ち着いて、中盤でデコがさばきはじめるとポルトガルが主導権を握った。両チームの差は中盤でゲームを作る選手の質だと感じた。
たしかにロッベンとかカイトはよかった、ユーロ2008、2010南アフリカが彼らの大会になるのは間違いない。そのための経験を積めたと考えれば、ファン・バステン監督のサバサバした表情にも合点がいく。
幸いポルトガルは勝つことができたが、次のイングランド戦にはコスチーニャ、デコというキー・プレーヤーを欠いて臨まなくてはならない。いくら不調イングランド相手とはいえ、飛車角落ちでは、よっぽどの幸運がないとねえ。調子の波に乗ってきたフィーゴ、マニシェのふたりもそろってイエローをもらっているので、たとえ勝ち抜けたとしても準決勝以降、累積警告で出場できなくなる可能性がある。C.ロナウドもケガしたし、かなり前途多難だなあ。
がんばれポルトガル!決勝でアルゼンチンを倒せ!
ESPNsoccernet - World Cup - Portugal v Netherlands Report
攻めに行った隙を突かれたのと、相手を本気にさせてしまったので点差は致し方ないでしょう:sad:。それにしても前半ロスタイムの失点がもったいなかった。あれでさらに2得点が必要となり、選手たちが気落ちしたのも確かでしょう。でも動けないロナウドに2点も取られたのは本当に悔しい!:evil:
やっとFWが点を取れたのは良かったんですけど、これまでの試合と同様、あまりにも前線にボールが収まりませんでした。この辺が日本のFWをはじめとした攻撃陣の課題でしょう。個々人が1対1で仕掛けてくることの多いブラジルとの対戦だっただけに、日本の攻めの消極的さが一層目立つ試合だったと思います。俊輔、小笠原ともに決定的なパスやシュートが1本たりともなかったのでは?:mad:組織力も確かに大切ですが、攻めるときはそれに加えて1対1やスルーパスなど、リスクを冒して仕掛けなければチャンスはなかなか生まれません。
心配していたサントスは、悪くなかったと思います。祖国との対戦でモチベーションが高かったのか、もしくは前の試合の後にこっぴどく怒られたのか、今日は割と守備もちゃんとしていたし、玉田のアシストなど、効果的な攻撃にも何本か絡んでいました。
今大会の日本の戦績(1分2敗、2得点7失点)は、決して実力通りとは言えません。アメリカ(1分け2敗、2得点6失点)と並び、今大会一番の「逆サプライズ」と言えるでしょう。ともに初戦でひどい負け方をしたのが最後まで響いてしまいました。
日本は、組織力は度々外国メディアからも賞賛を受けるし、個々の技術も(ブラジルはともかく)強豪国に劣っている訳ではないのですが、玉際の弱さ、1対1の勝負弱さ、そして何よりも勝負への執着心が決定的に足りないたことが浮き彫りになった3試合だったと思います。試合運びの拙さも課題です。
たとえば今日のブラジルは、坪井が1対1に弱いと見切ると、繰り返しそこを狙って仕掛けてきていました。そこで失点こそしませんでしたが、坪井が抜かれてシュートという場面が何度もありました。振り返ると、1戦目のオーストラリアも徹底的にパワープレーしてきたし、クロアチアも徹底的にサントス裏を狙ってきましたね。これに対し、日本の選手は口を開けば二言目には「自分たちのサッカー」という言葉が出てきますが、自分たちのスタイルを崩してでも執拗に相手の弱点を突く姿勢が欲しいものです。今日のブラジルでいえば、玉田の得点シーンにも見られたようにセンターバックにスピードがないので、FWはセンター付近でもっと多くの「斜め走り」をしてボールを引き出すべきだったと思います。次のW杯までにぜひ選手には考えて欲しいものです。もしくは、そういう指示をきちんと出せる監督に就任してもらうか。
これで、現時点で決勝トーナメントに勝ち残る現実的な可能性のあるアジア勢は韓国だけ(サウジも数字上はまだ可能ですが、得失点差を考えると今日の日本以上に厳しいでしょう)。しかも韓国は明日、勢いに乗っているスイスとの対戦。どうなるかまったく読めません。2010年のアジア枠を考えると、何が何でも勝ち上がって欲しいものです。現時点でアジア勢4ヶ国中3ヶ国がグループ最下位という現状からも、アジアは出場枠を減らされることは必至です。しかも、次の予選からはオーストラリアが入ってきます。すると、もしかしたら日本は3-3.5ヶ国の出場枠を韓国・中国・オーストラリア・サウジアラビア・イラン・クウェート・UAEと争わなければならないかも知れません。日本の黄金世代がピークを越えていることを考えると、かなり厳しいです。次期監督は、かなりの重荷を背負うことになるでしょう。
Japan 0 - 0 Croatia
うーん、イライラしたというか、モヤモヤ感が残ったというか:lol:
前半は危ない場面が何度かあったものの、攻めでも形ができていたのでよかったんですが、後半の途中からは完全に「持たせてカウンター狙い」という相手の術中にはまりましたね。よく失点せずに持ちこたえたという見方もできますが、そんな相手の作戦に付き合っていなければもっと簡単に試合を運べていたはず。本当にモッタイナイ:evil:
試合運びの拙さがまた出てしまいました:sad:
特にサントス!!!
自分が攻め上がったうしろを狙われているのがわからないのか???
日本の他の選手はツータッチくらいでボールをさばいていたのに対し、サントスはドリブルする訳でもなく、パスする訳でもなく、ダラダラとキープした上でカットされ(判断が遅い!!!)、一気にカウンターを食らった場面が何度もありました。しかも、カウンターが来ることがわかっているはずなのに守備に戻らないし。その上、守りの場面では間合いを詰めずに簡単にセンタリングを許す場面が何度もありました。失点しなかったのは幸いですが、チームとして余計な体力を消耗したことは確かでしょう。
さあ、次はブラジル戦。得失点差を考えると、2点差をつけて勝たないと、、、
宮本は出場停止ですが、逆に相手が狙おうとしていたDFの弱点がなくなって混乱してくれるか???、、、ブラジルの攻撃陣に限ってそんなことはあり得ないですね:roll:
Holland 2 - 1 Ivory Coast
また予想が外れました:oops:
コートジボアールは始終押していたのですが、オランダはセンターバックの穴を両サイドバックとMFがよくカバーしていました。CBが振り切られてもしっかりカバーが入るという組織力、この辺のしたたかさはさすが伝統のある強豪国です。ドログバはペナルティエリア付近でまったく仕事をさせてもらえませんでした。
コートジボアールは、2失点を喫した前半20分頃からの「魔の5分間」が悔やまれます。立ち上がりからちょっと浮き足立っているのが気になりましたが、ファンペルシーのFKによって自信を喪失したのか一時的に組織が崩れてしまい、すぐにまたゴールを献上してしまいした。そのまま崩壊するかとも心配したんですが、パスが再び回り出すと立ち直り、良い時間に1点返すことができました。チャンスはたくさんありましたが、焦りから最後の詰めが精度を欠いたのが残念。後半ラストプレー、FKからのセンタリングがゴールラインを割ってしまったのが今日のコートジボアールを象徴しているかのようでした。
オランダは数少ないチャンスをものにして勝ちきったのはさすがですが、優勝候補と呼ぶにはまったくふさわしくない内容でした。コートジボアールの守備が崩壊していた時間に取った2点目以外は攻撃が単発。とはいえ、ロッベンとファンペルシーは一人でも大きなチャンスを作れるのでこれからの対戦相手にとっては脅威であり続けるでしょう。実際、1点目となったファンペルシーのFKは、ファンペルシー自身が単独でドリブル突破しようとしたところをDFがたまらずファウルで倒したものでした。
しかし、これでアルゼンチンとオランダの直接対決は本気でやらずに済むことになりました。決勝トーナメント1回戦は恐らくメキシコとポルトガルになると予想されますが、どちらも力が突出している訳ではないので、削り合いをしてまでグループ1位になる必然性もありません。むしろ試合をコンディション調整に使い、決勝トーナメントに備えるという位置づけになります。
それにしても決勝トーナメントでコートジボアールを見られないのは残念。しかも、累積2枚目の警告を喰らったドログバにとってはワールドカップが終わってしまいました:sad:
Brazil 1 - 0 Croatia
今さらという感じではありますが、やはり奇跡を信じて対戦相手をしっかり見つめないと、、、
クロアチアは攻守ともに組織が充実していたと思います。得点こそはありませんでしたが、何回か決定的なチャンスもありましたし、攻撃力はかなりの脅威となります。飛び抜けて上手い選手はいませんが、平均力はかなり高く、どこからでもシュートを狙える感じです。でも、日本の組織力を持っていれば、集中さえ切らせなければしのげるはずです。
守備も堅く、大きな穴は見えませんが、カカのゴールの場面のように最終ラインの前に若干のスペースが生じる瞬間があります。そこを先発濃厚な小笠原や俊輔が狙えれば。
一方、ブラジルは2トップのアドリアーノ&ロナウドがまったく機能しておらず、今後が心配です(対戦する我々としてはそのまま修正されずに来て欲しいものですが:wink:)。特にロナウドの動きの悪さは猫も杓子も書きまくっていましたが、なるほど、走っている姿をまったく見なかった気がします。打ったシュートも1本だけで(そのシュートは結構よいシュートでしたが…)、次の試合以降は監督が出場を果たして許すのだろうかと思うほどでした。
逆に、中盤のカカ、ロナウジーニョ、エメルソンは相当よかったし、守備もかなり組織されている印象でした。難敵であることには変わりありませんが、この試合だけの印象では、日本としてはクロアチアよりは戦いやすいのではないかと思いました。ただ、ブラジルはこれから調子を上げてくるはずなので、このままの状態ということはないでしょう。
Invincible Armada
新宿の無敵艦隊
坩堝メンバーが大集合した昨夜、スペインは強かった。これまでわたしが見てきたどんなスペイン代表より強い、いまこそ(まだ1試合だが・・)「無敵艦隊」と呼ぼうではありませんか!今回の欧州予選の終盤、あれだけトホホな状態だったチームは完全に生まれ変わった。アラゴネスはじつは名将だったのだ。ポイントはラウール君をベンチ・スタートにしたことか。
プレミア・リーグでプレーする選手が増えていることも一因だと思うが、新しいジェネレーションがスペインに新風を吹き込んでいる印象があった。悲しいかなラウール君は知らず知らず、古いスペインの遺物になってしまっていたのかも知れん。しかし、交代出場するプレーヤーの豪華なことといったらないな・・・、アルゼンチンとともにヨダレ、いや溜息が出る。日本に帰化しないか?セスク君、ご家族の住まいはキャプテン川淵が用意するから。
唯一の不安材料はセンター・バック、プジョルのコンディションだけ。
FIFAの公式サイトに俊輔の選んだ「一緒にプレーしたい10人」(アディダスとのタイアップのやつですね)が載っています。
Shunsuke Nakamura: My +10 team
松田、三浦敦そして奥と代表から漏れたメンバーが入っている一方でジーコも選ばれているのが意味深です。
GKは誰? と思いきや、マネージャーのようですね。
Group E Wrap-Up
私ばかり書き込みしていてスミマセン。いやあ、この時期に学生でよかった! 幸せです:mrgreen:
グループEの2試合を見ましたが、このグループは本当に厳しい! すごくハイレベルな2試合でした。
Czech Republic 3 - 0 United States of America
チェコの組織力と個人能力の調和に惚れました:oops:
この試合だけを見れば、アルゼンチンと肩を並べるか、もしくは超える出来です。ロシツキーとネドベドの個人能力が最大限に発揮されるチーム戦術が選手全員に周知徹底されています。アルゼンチンと比べて選手層が薄い中、前半終了間際に退場したコレルのケガが気になるところですが、どうやら決勝Tには復帰できるのではないかとの情報も流れていますね。
一方のアメリカは、立ち上がりに浮き足だって失点し、そのディスアドバンテージが最後まで響いてしまった形となってしまいましたが、そこまで悪かったとは思いませんでした。単に、チェコの組織力がアメリカの組織力を上回っていただけのことだと思います。アメリカのアリーナ監督は敗因を「選手の闘争心のなさ」に帰属させていましたが、これは強がっているだけだし、そうせざるを得ないのだと思います。だって、組織力がとりえのアメリカが、組織力で負けたことを認めちゃうと選手たちのモチベーションが下がって次戦以降に影響しますからね。
いやあ、それにしてもチェコは強い!
Italy 2 - 0 Ghana
カテナチオ評論家として書かせて頂きますが、この試合のイタリアは守備が本当に美しかった〜
ボールを奪われて守備に移った次の瞬間の陣形は、すべてのスペースが綺麗に埋め尽くされていてガーナは効果的な攻めをほとんどできませんでした。ミドルシュートこそは何本か打たれましたが、ペナルティエリア内で打たれたのは1本か2本しかなかったのでは? まさにカテナチオの真骨頂でした。
前回W杯までのカテナチオと違うのは、より高い位置からプレスをかけに行っていることと、1点リードしても2点目を取りに行こうとする姿勢ですが、多少相手にボールを持たせたとしてもペナルティエリア付近では決して好きにさせない点と、人数をかけず効率的に攻める点は変わっていません。
また、あれだけ守備の陣形が整っていると(つまり、中盤以降のスペースをくまなく埋めると)、DFはあまり消耗せずに戦えます。CBのネスタ、カンナバーロは30代であるにもかかわらず、タイムアップまで涼しい顔でいたのが印象的でした。あまり思い出したくありませんが、昨日の日本のように守備ラインと中盤の間にスペースが空いてしまうとやはりDFは消耗します。ぜひ日本のMF陣には参考にして欲しいものです。
ガーナも、もう少しラストパスとシュートの精度が高ければ接戦に持ち込むことができたかも知れませんが、イタリアのプレッシャーが厳しくて正確なプレーができなかったというのも確かでしょう。一方、イタリアはこの戦い方をし続けられれば上位進出の可能性がかなり高いと思います。
これまでの私的印象的なチームですが、アルゼンチン、コートジボアール、チェコ、そしてイタリアです。今夜はいよいよ真打ちのブラジルとフランスが登場しますね。果たしてどんな戦いをするのか、楽しみです:cool:
Japan 1 - 3 Australia
勝てた試合だけに悔しいです:evil:
同点に追いつかれるまでは日本ペースだったと思うんですが、最終的に試合運びはヒディンク・オーストラリアが一枚上だったと言わざるを得ません。交代選手が見事にゴールを決めたのもニクイ:lol:
日本のディフェンスは緩かったように見えたかも知れませんが、私は余計なファウルを与えないために敢えてそうしていたのではないかと思います。その作戦は間違ってはいなかったと思いますが、誤算としては何回かあったカウンターでの大チャンスをフイにしてしまったこと、そしてそれ以上に守る時間帯が長くなったために予想以上に体力を消耗してしまったことがあげられます:sad:
決定力不足は前からのことですが(それにしても今日は高原が精彩を欠きました)、体力の消耗はゲームプランとしては想定外だったのではないかと思います。イングランド−パラグアイ戦、オランダ−コートジボアール戦を見ても、今大会は日中の試合はかなり厳しそうです。芝が長いことも影響しているのでしょうか。日本では特に俊輔とアレックスがバテバテでした。俊輔はらしくないミスを連発していたし、アレックスはどうしても厳しめに見てしまいますが、後半20分頃からまったく守備をしていませんでした。どうして交代させなかったのか、疑問です:?:
心配されていた(?)宮本はとても良かったと思います。むしろお釣りが来るくらい、良いポジショニングで何回もピンチの芽を摘んでいました。
これまで見た来たチームと比べても、日本の組織力は劣っているとは全然思いません。ただ、体力の消耗を考えて、もう少し前線でキープさせてDFを休ませる時間帯を意識して作っても良かったのでは。この辺の試合運びが欧州のトップチームと比べてまだまだですね。今日の勝敗の分かれ目は監督の狡猾さの差と言ったも良いでしょう。
NHKはしきりに「まだ1試合が終わっただけですから」と言っていますが、現実的には厳しいですね。次のクロアチア戦は勝ち点3を取ることが絶対条件、ブラジル戦も引き分け以上が必要です。しかも今日の得失点差-2はかなりのハンディ。奇跡を信じるしかない、か、、、:roll:
思ったほど見応えのある試合ではありませんでした。昨日のイングランド戦もそうだったようですが、昼間の試合で気温が高かったせいでしょうか。
前半の出だしは両チームとも中盤でつぶし合って膠着していましたが、オランダのロッベンだけが縦横無尽にかけまわり、前半18分にゴール。その後もかなり好き勝手やっていましたが、前半終了間際にセルビアベンチがロッベン対策でDFを交代させたのが功を奏して、後半はロッベンがだいぶ目立たなくなりました。(それでも何度か決定的なチャンスを演出していたのはさすがです。)
セルビアの守備が堅かったこともありますが、オランダの攻めは前評判ほどでもないという印象でした。逆に、DF、特にセンターバック2人はかなり不安定でした。セルビアが後半開始とともに主将ミロシェビッチを下げて身長202センチのジギッチを投入したのは、その穴を突こうというベンチの意図があったはずですが、チームとしての戦術はイマイチ徹底されなかったのが悔やまれます。それにしても、オランダGKのファンデルサールが足をつっていましたが、GKがそんな状態になるのは初めて見ました:lol:。経験豊富な選手とはいえ、緊張していたのでしょうか。
このグループの私的予想です。セルビアは堅守ですが、チームとして攻めに関するイメージが不足している印象。次戦は安定感抜群のアルゼンチンが問題なく勝つでしょう。
一方、今日のオランダのDFの感じでは、コートジボアールのドログバとカルーを止めるのは難しいと思います。なので、16日のオランダ−コートジボアールはコートジボアールが有利だと見ます。
そこでオランダが勝てば上位2チームはアルゼンチンとオランダにほぼ決定ですが、もしコートジボアールが勝つと、3チームが勝ち点6で並ぶ可能性が出てくるので、アルゼンチンは第3戦のオランダ戦は引き分け以上でなければならなくなります。アルゼンチンのFWは体が大きくないので、そこまでオランダのDF陣を困らせられず、接戦になりそうです。どの2チームが上位に進出するか非常に予想しづらいですが、まずはアルゼンチンが最も有利であることは間違いないでしょう。もう1チームはコートジボアール−オランダ戦の勝った方が行くでしょう。
コートジボアールが次の試合でオランダに勝った場合、決勝トーナメントへ勝ち上がったチームのコンディションにも影響します。アルゼンチンは第3戦を「引き分け以上」狙いしなければならないし、オランダは勝ちが絶対条件。消化試合となったセルビアと対戦するコートジボアールが比較的楽な組み合わせになりますが、いずれにしても体力を回復しないまま決勝Tへ進むことになります。そういう意味でも、コートジボアールとオランダの試合は要注目です。
Argentina 2 - 1 Ivory Coast
今大会のこれまでのベストマッチ、非常に見応えがありました。
それにしてもドログバの身体能力、ありゃなんじゃ?:shock:同じ人間とはとても思えません。
コートジボアールは個々の身体能力を活かしつつ、組織としても意思統一ができていて本当に良いチームだと思いました。他のグループに入っていたら間違いなく決勝トーナメントに進出するところですが、初戦で勝ち点を取れなかったのは本当に痛い。今夜のオランダ−セルビア次第では、16日のオランダとの対戦は「勝ち点1」では足りない可能性も出てきます。
一方のアルゼンチンはまさに「経験豊富な試合巧者」ぶりを存分に発揮したと言えます。他の並のチームだったら大量失点してもおかしくないコートジボアールの攻撃を終了間際の1点だけに抑えたのは本当にさすが。リケルメを中心に効率よく攻撃するというチームとしてのコンセプトもハッキリしているし、守りも上手いし、得点力もあるし、時間帯による試合運びの使い分けもできているし、この試合を見る限りでは隙がまったく見えません。次のセルビア戦で勝てれば、3戦目は控え中心(と言ってもテベス、アイマール、メッシという豪華メンバーですが)で戦い、決勝トーナメントは体力十分で臨むということもできるかも知れません。いずれにしても、アルゼンチンの決勝トーナメント進出は堅いでしょう。
個人的には前回のセネガルを彷彿とさせるコートジボアールの戦いぶりを決勝トーナメントで見たいですが、そうするとオランダとセルビアが落ちることに。果たしてどうなるのか、まったく読めないだけに楽しみです。
Match Day 1
いよいよ始まりましたね!
私はHDDレコーダーを購入し、対策万全です:smile:
ということで、レポート第1弾です。
Germany 4 - 2 Costa Rica
ゴールは多かったし、特にドイツの1点目と4点目は目の覚めるような鮮やかなものではありましたが、内容的には決して充実した試合だったとは言い難いと思いました。コスタリカはチームとしての完成度が低く、守備は弱くてミスも多かったことからドイツに好きにさせてしまいました。前回大会の初戦でサウジを相手にハットトリックを決めたクローゼはこの試合でも2得点、「格下に強いストライカー」の本領を発揮です:wink:ただし、前回大会では確かにサウジ戦後あまり活躍できなかったクローゼですが、今大会はブンデスリーガ得点王として乗り込んでいる訳ですし、組み合わせにも恵まれているので得点王候補であることには変わりません。
でもドイツの攻撃力はさすがです。クローゼが決めた2得点ともチームとしてしっかり機能して流れの中から取ったものでしたし、1点目は相手のクリアミス&マークが足を滑らせたところを見逃さずにサイドバックのラーンがシュート。4点目はゴール近くのセットプレーのチャンスをものにしました。このほかにも数多くの決定機がありました。
一方で、日本戦でも露呈した守備のもろさも明らかでした。ワンチョペの2点ともDFラインが乱れていなければオフサイドを取れたはず。1点目などは、日本の高原の1点目のリプレーを見ているようでした。
Equador 2 - 0 Poland
こちらはハッキリ言って凡戦。どちらもチームとして機能しておらず、勝負を決したのはFWの個人能力の差でした。それにしてもポーランドのチーム状態はひどく、まったく得点できる気がしませんでした。録画してまだ見ていない人は、「消去してヨシ」です。
繰り返しになりますが、ドイツは本当に組み合わせに恵まれており、決勝トーナメント進出は確実でしょう。ただ、強豪国とあたったときにどこまで守備が持つかどうか。まあ、「得点は取れるけど失点もする」という意味ではスリリングなサッカーをすることには間違いはないと思います。しかし、1次リーグで楽できる分、決勝トーナメントでは体力的にも優位に立てるはず。守備をそれまでに立て直せれば上位進出のポテンシャルも十分にあるでしょう。
